2020-10-15
358杯目:富士そば新宿店で明日葉天そば
10月中旬から、富士そば全店で「天然輪島ふぐそば」や「輪島ふぐ唐揚げ丼」などの取り扱いがはじまる。輪島市とコラボしたメニューで、一部店舗で先行販売された際にはメディアで取り沙汰され、SNSの評判も上々だった。その陰でひっそりと提供されるご当地メニューもある。
それが「新宿店」の「明日葉天そば」(490円)である。もともと東京都の離島・八丈島産の明日葉を使っていたが、この9月から同じく離島の神津島産に切り替えた。「農家の負担にならないように」との思いから、そのときどきの収量にあわせて仕入れている。天候の悪い日が続くと輸送が滞り、店で提供できないことも。チェーン店としては安定供給が望ましいところだが、自然の成り行きに従うことこそ地場食材のあるべき姿なのだと思う。
三度目の来店でとうとう「明日葉天そば」にありつけた。丼からはみ出しそうな一枚揚げタイプ。以前のかき揚げタイプよりも本格的な出来栄えになっている。つゆの塩味に負けない特有の苦み。薄衣だから、その野性味をダイレクトに味わえる。
店内で神津島の観光パンフレットも配布しているので、ぜひ手にとっていただきたい。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
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