2022-03-21

457杯目:富士そば渋谷桜丘店できつねのこめいり 温玉カレーうどん

 かつて、富士そば田町店に「イカしたエビ天丼」なるメニューが存在した。一風変わったネーミングは、ごはんにイカ天と海老天を盛りつけていることに由来する。ご丁寧にも海老天の下(した)にイカ天を忍びこませており、これでイカ・した・海老天の完成というわけ。口にするだけで二次災害に見舞われそうなダジャレ系メニューである。三光町店も似たようなコンセプトで「華麗なる」シリーズを展開していた時期がある。こちらはカレーライス・そばのアレンジメニューだった。



 しばらく影を潜めていたダジャレ系メニューであるが、巻き返しの機運も高まってきた(巻き返さなくても全然構わないけど)。旗振り役になったのは渋谷桜丘店。此度、「きつねのこめいり 温玉カレー」(580円)と「ミニ海のトジ丼セット」(620円)の提供がはじまった。「きつねのこめいり」は怪談話の「きつねの嫁いり」から。「海のトジ丼」については、邪推になるが「海のトリトン」になぞらえたものだろう。渋谷の若者にどれだけ通用するダジャレなのかは置いておいて、開発者の勇気は賞賛されるべきだ。



「きつねのこめいり」の方を注文した。その正体は、いなりずしを添えたカレーうどん@温玉乗せ。「きつねのこめいり」=いなりずし、というわけだ。ふむ、なかなか上手いことをいう。「温玉カレーうどん いなりずしセット」でいいのに、あくまでもダジャレを貫ぬく。
 食べ進めるといなりずしがほぐれていき、やがて汁と一体に。カレーうどんからカレーおじや風になる二段仕込み。なんだか、きつねにつままれた気分です。
希少性:★★★ インパクト:★★★ コスパ:★★★

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