2020-06-30
336杯目:富士そば飯田橋駅前店で鶏油香る 鶏ごぼうつけそば
今回紹介するのは「鶏油香る 鶏ごぼうつけそば」(500円)。「鶏油」は「チーユ」と読む。過熱した鶏肉から抽出した調味油で、一般的にはラーメンや中華料理などに使われる。そのコンセプトから、前回紹介した「柚子香る 炭火鶏つけそば」同様に「香るシリーズ」にカテゴライズさせてもらった(勝手に)。
自由が丘店や神田店などの6店舗で取り扱われているが、せっかくなので、5月にオープンした飯田橋駅前店で食べてきた(なぜか券売機の表記からは「鶏油香る」が削除されていた)。トレイの上には、1.5玉の大盛そばとつけ汁が並ぶ。つけ汁の底には鶏とごぼうがゴロゴロ。薬味のかいわれとねぎに混ざって、鶏油と思われる脂がつけ汁の表面に漂う。
かつて、秋のタペストリーメニューとして販売された「鶏ごぼうつけそば」をマイナーチェンジさせたような印象だ。
つけ汁は醤油の味が前面に出ているため、「鶏油ならでは」といった風味は目立ないけれど、さっぱりとしたコクが舌に余韻を残す。ごぼうの野性味とも相性がいい。
Facebookの富士そば公式アカウントによれば、自由が丘店では客の10人に1人が注文するという。コスパがいいので、お店周辺に務めるビジネスパーソンにも重宝されそうだ。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
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