2024-01-13
576杯目:富士そば川越店でかつ牛
富士そばの名物のひとつに「カレーかつ丼」がある。その名のとおり、カレーソースがかかったかつ丼である。おいしいものとおいしいものをかけ合わせたら、さらにおいしくなる。なんとピュアで、プリミティブなコンセプトだろうか。
川越店の「かつ牛」(720円)も「カレーかつ丼」の亜種といえる。こちらは、かつ丼と牛丼のニコイチ。「かつうし」ではなく「かつぎゅう」と読む。日本食同士の組み合わせだからか、「カレーかつ丼」ほどの違和感はない。
陶製の専用丼がうれしい。持ち上げるとズシリときて、さらにテンションが上がる。かつは2切れだけだが、なかなかの迫力である。
さて、富士そばでは珍しい、牛丼の部分を見てみよう。肉が細かくカットされているタイプで、脂身との比率は8:2といったところ。甘さひかえめだから、あまりジャンクな感じはしない。どことなく、吉野家の牛丼に近い気がする。
かつ丼部分と牛丼部分が織りなす、食感のコントラストもたのしい。半熟卵と牛丼が思いのほかマッチするのだ。ここにカレーソースをプラスしたら、さぞ美味かろう。なんてことを思ったが、それはすでに「よくばりコンボ」がやっていた。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
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