579杯目:富士そばでミニトロたく丼セット(龍が如く8コラボメニュー)
現在、富士そば各店で、セガのアクションアドベンチャーゲーム「龍が如く8」とのコラボメニューが展開中だ。「龍が如く」とのコラボが定番になっていた「赤富士そば」にかわり、今回は「ミニトロたく丼セット」と「ミニメンチカツ丼セット」(そばとのセットで各650円)が登場。
「ミニメンチカツ丼」は「選べるミニ丼」シリーズの人気メニュー。卵とじした2個のメンチカツがごはんに盛りつけられており、見た目以上に食べごたえがある。
一方の「ミニトロたく丼」はニューカマー。「トロたく」とは、ねぎとろ(マグロの中落ち)に刻んだたくあんを練りこんだもの。私は今回のコラボで「トロたく」の存在を知ったが、インターネットで検索したところ、さまざまなレシピがヒットした。どうやら、世間的な知名度はそこそこ高いらしい。
それにしても、富士そばは「生もの」に対して幾分か寛容になったようだ。以前は生ものを使うことはまずなかったが、昨年の「ミニネギトロ丼」をきっかけに流れが変わった。
正直なところ「ミニネギトロ丼」は1、2度食べただけで、リピートすることはなかった。ねぎとろの味がぼんやりしていて、味わいもやや単調。価格相応の満足感であることは間違いない。ただ、少しだけ物足りなさを感じた。
「ミニトロたく丼」は、そのあたりの弱点をたくあんでカバーしている。たくあんの甘みが加わって、味に力強さが出た。ザクザク、ポリポリとした歯ごたえも楽しい。ジャンクフード感が増した分、一気に富士そばらしい味になった。
提供は1月30日まで。ひと月だけの限定提供のわりに、食品サンプルを展示している店舗もあるので、販売継続も考えられる。
希少性:★☆☆ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
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