2020-11-22
370杯目:富士そば浜松町店でミニ一口いか天丼セット
たまにある地方出張は、羽田空港の便を利用することが多い。自宅の最寄駅から空港へは大抵浜松町駅を経由する。東京モノレールに乗り継ぐ際、富士そば浜松町店に立ち寄るためだ。
先日、店に訪れたのも出張前でのことだった。入り口に貼られていた新メニューのPOPに視線が吸い寄せられる。「ミニ一口いか天丼セット」。丼ものとそばのセットで570円。「いかを食べやすくカットした」とある。「イカした海老天丼」や「紅いか天そば」などいか天を使った独自メニューは少なくない。しかし、今回のように大きなアレンジを加えることなく、小ワザを効かせたケースは珍しい。
小ワザと書いたが、かなり嬉しい心づかいである。従来の長いいか天は、噛みついてみだりに引きちぎろうものなら衣だけがすっぽ抜けてしまう。空腹時に限ってこの悲劇は起こる。衣を剥かれた丸裸のいか天は侘しいし、悲しい。
工夫は食べやすくしただけではない。特製の甘辛ダレをかけたり、いか天とご飯との間に刻み海苔を敷いたり、ごまをふりかけたり。細かな仕事も嬉しいじゃないか。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
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