2021-02-27
390杯目:【閉店】富士そば北千住東口店で痛!鶏天そば
※この店舗はすでに閉店しています。
人間の味覚は5種類に分類できる。甘味・酸味・塩味・苦味・うま味である。これら「基本味」によって、我々は料理の味を認識している。 意外なことに辛味は味覚ではなく痛覚に分類されるそうだ。それを考えると富士そば北千住東口店の限定メニュー「痛ッ! 鶏天そば」(550円)の品名にも合点がいく。
「いたとりてん」と読むのだろうか。鶏天には真っ赤なソースがかかり、そのかたわらには「ピリ辛鶏ねぎ」が添えられる。
実物はPOP以上にインパクトがある。鶏天がとにかくデカい。大人の手のひらよりデカい。「ビッククリスピーチキン」同様、鶏もも肉一枚を使っており、完全にそばにフタをする状態。四等分されたうちの一切れが、従来の鶏天と同程度のサイズだ。
赤いソースの正体はコチュジャンだった(たぶん)。辛味のなかに甘みがあり、甘味のあとに辛味がある。辛さだけを追求しているわけではなく、ちゃんと食べて美味しい仕上がり。食べているときは「『痛い』というほどか?」とも思ったが、食後に品名の本当の意味を知る。くちびるのまわりがヒリヒリと痛くなり、それはまるでボディブローのようにじわじわと一時間ほど続いた。
希少性:★★★ インパクト:★★★ コスパ:★★☆
富士そばウォッチ8年間の思いを入魂! 同人誌 「フジソバマニア」
|
関連記事
コメントを残す