480杯目:富士そば西荻窪店でごっついそば(肉)
富士そば北千住東口店で先行販売していた「ごっついそば」の提供が本格的にスタートした。そこで、提供店舗のひとつである西荻窪店へ。以前収録した「イキスギさんについてった」以来の再訪だ。
目当ては「ごっついそば(肉)」(880円)。以前紹介した「ごっついそば (太麺)」の肉そばバージョンだ。POPには「ゆで時間に6分を要する」と但し書きがされている。いいよ、極太のそばを400グラムも使っているんだから。それくらいの待ち時間はしかたがないよ。
食券を店員に渡したら、さらに「6分ほどお待ちください」と念押し。えらく慎重だな……と思ったが、富士そばは提供スピードの早さが売り。”富士そばの6分”が”世間の6時間”に相当することを考えたら、店が必要以上に気をつかう気持ちもわからないでもない。
6分待った。「ごっついそば(肉)」が出てきた。トレイが重い。両手持ち必須。
丼にはこんもりと豚肉が盛られ、そばが見えないほど。控えめに味つけされたしゃぶしゃぶ肉風で、150グラムくらいはありそうだ。事情を知らない人が見たら、豚丼だと思うだろう。
豚肉を掘り進めたら、そばがチラ見え。深淵をのぞきこんだ思いだ。相変わらず太い、黒い。ここで、そばが器の容積の8割を占めていることに気づき、静かに震える。
ごっついそば (太麺)と異なり、つけ汁にはラー油が入っている。なんでも、”そば界のラーメン二郎”とも称される「港屋」のスタイルらしい。富士そばの狙いどおり、ラー油入りの方が肉との相性がいい。辛口だから、そばを浸け続けても最後まで味が薄まらない。
本家ではつけ汁に温玉を落とすのが人気らしい。次はぜひ試してみたい。
希少性:★★★ インパクト:★★★ コスパ:★★☆
新品価格 |
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