513杯目:富士そば神田店でごろごろ ゲソ天そば
先日、とうとう富士そば神田店の「ごろごろゲソ天そば」(650円)を食べてきた。昨年末の発売以来、ちょくちょく店に足を運んではいたが、いつも売り切れだった。品切れ必至の人気メニューなのか、それとも熟練スタッフがいないと作れないのか。理由は定かではないが、二回連続で売り切れだったときは、ひどく落胆したものである。
念願が叶ったのは、三度目に来店したときのことだった。終売になっている可能性も考えたが、券売機の隅にソレは確かにあった。スイッチの「×」マークも点灯していない。今日はいける!
散々焦らされたことを差し引いても、ゲソ天は期待以上の一品であった。まず、デカい。岩のようにゴツゴツしたかき揚げが、そばを覆い隠さんさんばかりにどっしりと構えている。丸揚げタイプのゲソ天にはない存在感に思わずうなる。
「ごろごろ ゲソ天」の名に違わず、どこをかじってもゲソに当たる。これがうれしい。ゲソはタコ足のような太さで、歯ごたえ抜群。噛みしめると香ばしい風味が広がる。「いま、ゲソが1つ口に入った、いや2つか?」などと、つい口の中に意識を集中させてしまう。「至福のひととき」というのは、こういう瞬間のことをいうのかもしれない。
希少性:★★★ インパクト:★★★ コスパ:★★☆
ヤマダイ ニュータッチ 名代富士そば 紅生姜天そば 124g ×12個 新品価格 |
コメントを残す