571杯目:富士そば秋葉原店でミニハンバーグ丼セット
以前から「富士そばマクドナルド説」を提唱している。そんなバカな、とお思いの人もいるだろう。珍そばばかり出しているけれど、曲がりなりにも富士そばは立ち食いそば店だ、という主張もよくわかる。
しかしながら、その珍そばの存在がマクドナルド化を加速させる一因にほかならない。というのもですね、まずは過去に提供された以下の珍そばを見てください。
フライドポテト、ハッシュドポテト、チキンナゲット……。このラインナップを見て、お気づきの方もいるでしょう。そう、どれもマクドナルドのサイドメニューなんですね。ここにハンバーガーを添えたらどうなるか? はい、もう完全にマクドナルドです。そしてですね、この度登場した富士そば秋葉原店の新メニューが私の仮説をより強固にするのです。
ミニハンバーグ丼。そばとのセットで1100円。これでさらに一歩、マクドナルドに近づいた。
それにしても「富士そばマクドナルド説」提唱者の私としても、突然のハンバーグ参入はいささか面食らった。秋葉原店は、フードデリバリ―向けのゴーストレストランとしても機能しており、富士そばとも一部のメニューを共有している。てっきり、ゴーストレストラン用のハンバーグを流用したのだと思ったが、フードデリバリーアプリを開いてもハンバーグ丼は見当たらない。ということは、富士そば用にハンバーグが起用されたことになる。店長の趣味なのだろうか。謎は深まるばかりなり。
さすがに店内で焼いているわけではないが、ハンバーグはなかなかのクオリティ。俵型をしており、厚みが2センチ近くもある。じわりと肉汁があふれる仕上がりで、ハンバーガーに使うのはもったいない。和風のたまねぎソースがかかっているのでご飯とも合う。デミグラスソースだったなら、丼の秩序が乱れていたに違いない。
ご丁寧にフライドポテトまで付いていて、どこかファストフードライクでもある。ポテトかチキンナゲットかを選択できたら完璧だ(なにが)。
ここまできたら、ハンバーグそばにも挑戦してほしいところ。ハンバーグ天なんかも悪くないかもしれない。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★☆☆
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