666杯目:富士そば代々木八幡店で紅チーちくわ天そば

ちくわ好きなら、思わず小躍りか。富士そば代々木八幡店が「紅チーちくわ天そば」(770円)を発売した。「紅チーちくわ天」とは、紅生姜とチーズ入りのちくわ天のこと。原型の「紅生姜入りちくわ天」にも驚かされたが、まさかその上をいくアレンジを繰り出してくるとは……。開発者の探求心には恐れいるばかりだ。

とろとろのチーズを堪能してほしい、という狙いがあってか、「紅チーちくわ天そば」は温かいそばでしか注文できない。その徹底したこだわり、融通の利かなさに、かえって職人魂のようなものが感じられる。
「紅チーちくわ天」は衣が厚い分、なかなか大ぶり。あぐっとかぶりつくと紅生姜の爽やかな酸味とチーズのまろやかさが一体になる。つゆに浸すと、チーズのコクに出汁の風味が重なった。それぞれの個性をぶつけ合いながらも、絶妙なバランスでせめぎあっている。

「紅チーちくわ天」は、ちくわ天の新たな可能性を示してくれた。いっそのこと「とろ~り3種のチーズちくわ天」なんてメニューがあってもいい気がする。そういえば、別の店舗でもポテサラちくわ天や梅肉入りちくわ天などが登場している。富士そばのちくわ天ブームがどこまで広がるのか、静かに見守りたい。












