395杯目:富士そば五反田店で大きいコロッケそば
このブログで富士そば「五反田店」を紹介するのは珍しい。なぜなら、この店は店舗限定メニューを滅多に販売しないからである。定番メニューの紹介では、このブログの記事は成り立たないのだ。裏を返せば、定番メニューだけで勝負できる優秀な店舗ともいえる。 そんな「五反田店」が3月16日に限定メニューを販売することに。これがおもしろい。「大きいコロッケそば」(490円)。そのまんまのネーミングは、商品への自信の現われか、それともただテキトーだったのか。
店内には「大きいコロッケそば」のPOPがズラリ。「五反田店発祥」と大上段に構えて、洗脳しにかかる。
今回は冷たいそばにした。理由は後述する。 POPには「当社比2倍」とあったが確かに大きい。「鎮座」という言葉がしっくりくる。巻き尺で測ってみたら長いところで約14センチあった。女性の手のひらほどのサイズである。調べてみたら、かつて”世界最小”と謳われた猿・ピグミーマーモセットの体長とほぼ同じであることがわかった。 富士そばの「コロッケそば」は野菜コロッケを使っているが、こちらはポテトコロッケ。高密度のネットリ系で甘みが強い。温かいつゆに崩したら、味の印象がガラリと変わりそうだ。
その存在感もさることながら、盛りつけにも注目したい。店長独自の盛りつけで、そばが見事な螺旋を描いている。ちょうど真ん中にポケットができるので、コロッケをIN! さながら、そばのおくるみ。この盛りつけはつゆの少ない冷たいそばだからこそ真価を発揮する。特大コロッケそばを食べるときは、店長が滞在している午前から15時あたりが狙い目だ。
希少性:★★★ インパクト:★★★ コスパ:★★★
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