485杯目:富士そば市ヶ谷店でミニカニ風サラダ丼
「カニカマ」の愛称で知られる「かに風味かまぼこ」は、1972年、水産加工メーカー「スギヨ」によって開発されたらしい。この同じ年に、奇しくも富士そばが設立された(創業は1966年)。カニカマも富士そばも今年で50周年ということになる。
富士そば市ヶ谷店の「ミニカニ風サラダ丼」(単品380円)は、それを意識したメニューなのかに? 「カニカマ」の名を用いないのは、チープさが出ないための工夫なのか、それとも店のプライドなのかに?
以前登場した「鯛潮ラーメン」や「ミニ海鮮玉とじ丼」も継続しているので、「海鮮系」推しの方向に舵を切ったのかもしれない。
で、こちらがカニ風サラダ丼。ごはんとサラダの融合ってなんだか新鮮。サラダといっても、おかず系のサラダだからね。ポテサラ丼やマカロニサラダ丼の類である。
カニカマに和えてあるのはマヨネーズかと思ったが、なんとなくフレンチドレッシングのような味わい。ほどよい酸味があって、サラダ感が出ている。カニカマを食べて驚いた。なんと、「かにあし」系の高級仕様なのだ。歯ごたえや繊維質な食感は、カニ以上にカニっぽい。50年に及ぶ技術の進歩を我が身をもって体感した。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★★
新品価格 |
新品価格 |
コメントを残す