504杯目:富士そば秋葉原店でミニひと口鶏天卵丼セット
以前から、富士そばの「とり天」は大きすぎると思っていた。サイズにバラつきはあるものの、長さ15センチ近い大物と出くわすことも珍しくない。おなかいっぱいになれるのは結構なのだが、大きいゆえの欠点もある。重たくて、箸で保持するのが難しいのだ。温かいそばにトッピングすると緊張する。箸からズリ落ちたとり天がつゆにダイブしてしまうのではないかと、気が気でなくなる。
そんな消費者の声を聞きつけたものか、秋葉原店がとり天ダイブ根絶に乗り出した。その突破口となるのが、新メニューの「ミニひと口鶏天卵丼セット」(620円)である。
ご飯の上には、カットされたとり天が2個。サイズでいうと、小ぶりなから揚げといったところ。2個合わせたら、従来のとり天の2/3程度の目方になりそうだ。
ひと口とり天は、一つひとつ個別で揚げられていた。甘辛く煮こまれていて、ご飯のおともに申し分なし。そして、当然のことながら食べやすい。箸でしっかりホールドできるので、ノーストレス。味ヘン要員の温玉もあるので、プレイバリューも高い。浜松町店の「一口いか天丼」にならって、温玉を海苔に替えても楽しめそうだ。
しかし、このひと口とり天は、温かいそばに乗せてこそ真価を発揮するのではないか。「ひと口鶏天卵そば」なんて、すぐにでも実践できそうだ。その可能性が解き放たれる日を楽しみにしたい。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
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