2023-12-26

573杯目:FROZEN24マートで富士そばの冷凍そば

 年の瀬が迫るなか、富士そばマニアに朗報が届いた。富士そばの冷凍そば(3玉入り1000円)が販売されたのだ。販売日は12月25日、これはいわば年越しそば難民への救済策。大みそかに早じまいする富士そばなりの計らいなのである。
 ただし、富士そばの店舗では取り扱っていないので要注意。大森駅前と飯田橋駅内にある冷凍自販機「FROZEN24マート」での販売になる。

 販売当日、さっそく旗艦店である大森の「FROZEN24マート」に行ってきた。13時ごろに来店したが、まだ自販機のラインナップに加わっていなかったため、近場で3時間ほど待機。改めて、来店したらちょうど商品入れ替え中だった。

 入れ替え作業が済むまで少し時間がかかりそうだったので、従業員から直接2セット購入した。ふつうのプラ製の折り箱に入っているので、遠方から来た人は、店内で保冷袋を購入するか、持参するのがベター。

 中身はそば3玉とめんつゆ3袋、そして調理法を記したフライヤーが一枚。調理法にはこうある。

 2.5ℓ以上のお湯を用意するのが若干面倒ではあるが、茹で上がったそばのぬめりを流したり、冷水でしめる必要がないので所要時間はさほどかからない。

 麺を茹でるとこんな感じ。興和物産が冷凍そば用に開発したもので、いつも食べているそばよりも細目に感じる。どちらかというと、紀州屋製麺のそばに近い。

 こちらが完成品。ねぎとわかめを用意しておくと、よりソレっぽくなる。そばはしなやかで、つるみがある。20秒ほど長めに茹でると、富士そばっぽい食感になる気がする。
 めんつゆは、富士そばカップ麺でおなじみのヤマダイ製。本家よりもマイルドな味付けになっていて食べやすい。ストロングスタイルな味が好みなら、醤油を足してもいいかもしれない。

 せっかく生麺が手に入ったのだから「珍そば」にカスタマイズしないわけにはいくまいて。とりあえず、すぐにトッピングが調達できる「ポテチそば」を再現。販売時のスタイルにあわせて「のり塩」を使うのがポイントだ。
 冷凍そばは残り5セット。これなら富士そばの年越しも乗り切れれそうだ。
希少性:★★★  インパクト:★☆☆ コスパ:★★★

 なお、冷凍そばの販売期間は2024年1月15日まで。レンチンするだけで食べられる、冷凍の紅生姜天の販売も予定しているそう。

 

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