2023-09-03

555杯目:富士そば三光町店でうなかつ丼

「女子のみなさん、富士そばでタピ活できますよ」。2019年8月、この一文を添えて、富士そば三光町店の「タピオカ丼」の画像をツイートした。世間は、タピオカブームの真っ只中。タピオカ丼の強烈なインパクトが話題を呼び、人生初の万バズを経験した。

 今なら「富士そばでうな活できますよ」と、ツイートするべきか。この夏、三光町店のメニューに「うなかつ丼」(1380円)が加わった。うなぎの揚げ物が乗った丼ものではなく、うな丼とかつ丼の掛け合わせ。電気街店の「贅沢かつ丼」の価格を易々と上回る、千円越えの豪華メニューである。

 通常のかつ丼や親子丼であれば、丼サイズの器に盛られるところだが、今回はより幅が広いそば用の鉢を使用。二大巨頭が並び立つにふさわしい舞台が用意された。

 今年のうなぎは昨年食べたものより肉厚な気がする。うなぎのタレ、かつ丼のタレもごはんに染み染みで、最後の一口まで贅沢なひとときが続く。ただし、2つのタレを融合させると味がクドくなるので、お試しの際は注意されたい。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★☆☆

上野店の海老天かつ丼も気になる。

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