2021-02-21

388杯目:富士そばのラクサそば

 富士そば小平店が他店舗に先駆けて「ラクサそば」(680円)の提供をはじめた。
 本来であれば3月16日に全店展開する予定だった。どのような経緯なのかは知らないが、あまりのフライングぶりに券売機で見かけたときは少々面食らった。試験的な販売なんだろうか。

 シンガポールと日本の外交関係樹立55周年を記念したメニューで、本国の大衆麺料理「ラクサ」を日本風にアレンジした。
 最大の特長は、ココナッツミルクを使ったスープ。クリーミーな甘さと香辛料が調和し、エビの風味がほんのりとあとをひく。この店が乱切りそばを使っていることも奏功した。平麺タイプの乱切りそばは、エスニック料理の定番・米麺のような食感でスープとよく合うのだ。

 酸味と辛味をプラスするサンバルソースはお好みで。富士そばによると「本来はラクサに使わない」とのことだが、これはこれで悪くない。
 トッピングは、パクチー、カニカマ、鶏肉、ゆで玉子のほか、普段見ることのない厚揚げのような、揚げハンペンのようなものが付いてくる。
 少々値は張るが全体的によくまとまっていて、満足度が高い。シンガポールメニュー第一弾ともいえる「肉骨茶そば」とは違ったヤミツキ感がある。
希少性:★★☆ インパクト:★★★ コスパ:★★☆

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