2022-02-28
452杯目:富士そば神谷町店でミニ梅だれ豚丼セット
この数年間、虎ノ門での取材が増えており、その帰りしな富士そば神谷町店をのぞいて変えるのがルーティンのようになっている。この店の券売機は、基本的にグランドメニューを中心に構成されている。昨年販売された「富士弁」がややイレギュラーだったくらいで、珍メニューを取り扱うことは滅多にない。
店の実直さをよく表しているのが店舗限定メニューの「梅だれ豚丼セット」(600円)である。そのシンプル極まりない品名から、モノは見ずともなんてことないメニューであることがわかる。こちらの一品と出会ったのは2018年ごろのこと。それ以来、券売機に表れては消え、表れては消え……。便利に使われているうちにロングセラーになった感じだろうか。
ごはんの上にはひとつかみ分の豚しゃぶが乗っていて、梅ソースと薬味のねぎが散らされている。なぜか、品名が「梅だれ豚しゃぶ丼」と表記されることもあるのだが、そっちの方がメニューのコンセプトをよく表している気がする。
梅ソースは果肉入り。爽やかな香りが食欲をそそる。奇抜さはないが、富士そばで食べる梅フレーバーは貴重な味わい。これからも細々と提供を続けてほしい。
希少性:★★★ インパクト:★★☆ コスパ:★★☆
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