2022-05-18

465杯目：富士そば自由が丘店で炭火鶏の玉子とじつけそば

　この頃、富士そばにつけそば系メニューが増えている。先日、ダイタン企画で販売された「春の豚つけそば」は、まだ記憶に新しいところ。今後夏の暑さが本格的になれば、需要も伸びていくに違いない。

　自由が丘店には「旨辛豚玉つけそば」（590円）と「炭火鶏の玉子とじつけそば」（560円）が仲間入り。豚肉の入ったつけそばは比較的よく見かけるので、今回はより希少価値の高い後者を選んだ。

　このメニューのミソは、つけ汁に浮かんだ玉子とじ。過去には、つけ汁に温玉が入った「ラー油肉つけそば」なる一品もあったが、玉子とじとは珍しい。

　醤油が効いたキレのあるつけ汁に玉子のまろやかさが加わった。はじめは辛く、余韻は甘く。味わいの波状攻撃がおもしろい。
　そして、鶏肉の食感がやたらとプリプリ。人気メニュー「炭火親子丼」の鶏肉を流用したものだが、どのような加工技術でこの柔らかさを表現しているのか。最後はそっちの方が気になってしまった。
希少性：★★★　インパクト：★★☆　コスパ：★★★