2024-04-18

592杯目:富士そば御徒町駅前店でミニかき揚げ野菜天そば

 先日、富士そば御徒町駅前店で食べた「ミニオクラ天丼セット」から早くも派生メニューが登場した。オクラ天、かぼちゃ天、ミニかき揚げが乗った「ミニかき揚げ野菜天そば」(620円)である。

 特筆すべきは、ミニかき揚げの存在だ。これがいかに意外性のあるアプローチであるか、富士そばにちょっと詳しい人ならすぐに察しがつくだろう。こと限定メニューにおいて、富士そばはこれまでに天ぷらや揚げ物の「大型化」を追求してきた。「DX大判かき揚げ」しかり「インフィニティコロッケ」しかり。そのほか「ビッククリスピーチキン」「はみ出る!? ダブル豚バラ天」など、「大きいことはいいことだ」といわんばかりである。

通常サイズのかき揚げは直径約9センチ。

 それが、ここにきてミニかき揚げとは……。たしかにオクラ天とかぼちゃ天だけでは少々頼りない。お手軽にかき揚げを加える手もあるが、それだと重たくなる。どうすれば過不足のないボリュームを実現できるのか――、試行錯誤の末に導き出された答えが「ミニかき揚げ」だった(たぶん)。

 ミニかき揚げは直径7センチほどで、通常よりも一回り小さい。先述のDX大判かき揚げと比べると、第1世代MSと第5世代MSくらいのサイズ差がある
 一口サイズだが、ちゃんと富士そばの「かき揚げ」していて、あなどれない。単品で販売してくれたらカスタマイズも楽しめるし、朝食セットやカレーライスなどの物足りなさをカバーしてくれそう。
希少性:★★★  インパクト:★☆☆ コスパ:★★★

 

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